〜生涯に一度の大切な手術、痛みや負担の少ない選択肢を〜
避妊手術、腹腔内停留精巣の去勢手術を、わんちゃんねこちゃんにとって、痛みや負担の少ない腹腔鏡手術で行ってあげませんか?
従来、開腹手術は視野や操作性を良くするため、大きくお腹を開けて行われます。腹腔鏡手術は、2-10mmの傷口数カ所で行える手術です。
切開部にトロッカーという筒状の器具を設置し、CO2ガスをお腹に送気しお腹の中に空間を作ります。細いカメラや器具をトロッカー通してお腹の中に入れて、モニターを見ながらお腹の中で手術を行います。その後、切除した物を小さな傷口から体外へ出します。
トロッカーを設置しています。
トロッカーを通して細いカメラや器具をお腹の中に入れて、モニターを見ながらお腹の中で手術を行います。
小さな傷口から卵巣および子宮を摘出しています。
開腹手術に比べ、傷口が小さいことが分かります。
腹腔鏡下における避妊手術
開腹下における避妊手術
今回2頭目の避妊手術を腹腔鏡手術で行いました。切開手術よりも圧倒的に傷口が小さく、手術後の食欲も旺盛で走り回っていたので、手術をしたのを忘れる位元気でした。人間と同じで、傷口は小さい方が痛みが少ないのだと実感いたしました。
腹腔鏡避妊手術。先生に勧めていただき開腹手術から変更し良かったです。犬の負担等、分かりやすい説明を受け納得でき良かったです。
腹腔鏡手術を行って頂きました。事前に手術の様子を見せて頂く事もでき、安心して受ける事ができました。傷口も小さく、術後もすぐ元気になったので良かったと思います。