〜生涯に一度の大切な手術、痛みや負担の少ない選択肢を〜
腹腔内停留精巣における去勢手術を、わんちゃんねこちゃんにとって、痛みや負担の少ない腹腔鏡手術で行ってあげませんか?
従来、開腹手術は視野や操作性を良くするため、大きくお腹を開けて行われます。腹腔鏡手術は、2-10mmの傷口数カ所で行える手術です。
切開部にトロッカーという筒状の器具を設置し、CO2ガスをお腹に送気しお腹の中に空間を作ります。細いカメラや器具をトロッカー通してお腹の中に入れて、モニターを見ながらお腹の中で手術を行います。その後、切除した物を小さな傷口から体外へ出します。
腹腔内停留精巣における去勢手術では、小さな術創2カ所で実施する事ができます。
トロッカーを2カ所設置(矢頭)しています。
正中のトロッカーから硬性鏡(カメラ)を、左側のトロッカーから鉗子を挿入し、右側からループリトラクターを刺入し、腹腔内で手術を行っています。
モニターを見ながら、ループリトラクターのループ内に精巣を鉗子で入れています。
ループを締めて精巣を把持しています。
精管や血管に対し、サンダービートを用いながら、シーリング離断しています。体の中に糸を残さずに手術が可能となります。
小さな傷口から精巣を摘出しています。
術後写真。腹腔鏡下における腹腔内右側停留精巣去勢手術術創(2カ所、黄矢頭)。正常の左側精巣去勢手術の術創(1カ所、黒矢頭)。
精管や血管に対し、サンダービートを用いながら、シーリング離断しています。体の中に糸を残さずに手術が可能となります。
通常の腹腔内停留精巣去勢手術費用に内視鏡手術費(4万円)追加となります。
お見積もり作成も致しますので、是非ご相談下さい。